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4年間多摩キャンパスでお世話になりました。
通学に関しては、実家&遠方の学生さんは電車より車の方がおすすめです。キャンパス内には特殊な裏技を使わないと駐車できませんが、多摩動物公園がお隣さんなので、近隣に安くて広い駐車場がいくつかあります。
都心から遠いというデメリットがよく言われますが、車通学を考えている学生さんには天国と言って良い環境です。朝の渋滞にさえ巻き込まれなければ吉祥寺等の武蔵野エリアからDoor to Doorで1時間程度という感じです。春先から初夏にかけては、甲州街道から野猿街道へ抜けた辺りからとても気持ちの良い景色が広がっています。学校が遠く感じて通学が億劫になることもありましたが、この時期だけは『絶好のドライブ日和』とばかりに早起きして午前の1限目から講義を受けていました。空気も綺麗で本当に気持ち良かったので、学生生活の中でも特に想い出に残っています。
車通学の場合、早起きに自信がなければ無理せず2限目以降を履修しましょう。午前11時頃までは、甲州街道や東八(東京八王子線)、JRの駅周辺はどこを通ってもそれなりに渋滞します。無理して1限目を多数履修してしまうと、かなり早起きする羽目になります。必修科目以外は、できれば午後からの講義を中心に履修するのがおすすめです。私は1年次に語学の必修科目を多数落としてしまいましたが、語学は再履の方が一般的に楽に単位が取れます。午後の講義が多かった記憶もあるので無理せず再履に回してしまうのも1つの手です。ただ、クラスの同級生と仲良くなりたいのであれば、接点は1年次の語学くらいのものなので積極的に履修しましょう。このチャンスを逃すと、履修情報やテスト対策の情報が回って来づらくなるので、後はサークル等で同学部の友人を作ることです。
サークル棟へは、多摩動物公園方面に駐車すると反対側になってしまうのでそれなりに歩きます。とは言っても、せいぜい10〜20分程度です。駐車場から各学部棟への距離も、モノレール駅からの時間+5〜10分くらいはみておきましょう。
車通学をしていると、必然的に同級生や先輩・後輩たちを近隣の主要駅まで送ってあげる機会が増えます。そういうこともあってなのか、駐車場は比較的カップルの姿が目立つ印象があります。ドライブがきっかけでより親しくなり、交際に発展する可能性も高くなるのでしょう。車通学の学生さんは、積極的にそういったメリットを活かしていきましょう。かつてはアッシー君等と蔑まれていた運転手行為も、長い目で見ればメリットの方が大きめですので、車通学の学生さんは積極的に自分から声を掛けて「帰り道だから近くまで送って行くよ?」というホスピタリティーという名の下心を隠さず行きましょう。
そういう出会いを期待するのであれば、早い段階で複数の大型サークルへ参加するのがおすすめです。個人的なおすすめとしては、勉強系サークルを基軸に他のサークルを横断的に見ていくのが良いでしょう。勉強系サークルの中でも特にESS(英会話サークル)は女子率も高く、留学生との交流もあるので男女共におすすめです。私の在学中にカップルが何組か誕生していました。所謂飲みサーやテニサーも学内の人脈作りにはかなり貢献してくれるかとは思います。ただ、こういうところは基本的に陽キャ専門みたいなところがあるので、陰キャ気質の方は無理せず勉強系へ。
テスト期間になると、急に人口が増えます。中には、「えっ?こんな垢抜けた人らいたっけ??」というような青⚪︎学院の学生さんみたいな都会的で洗練された、中大生には似つかわしくない人らがドッと増えます。多摩キャンあるあるです。テスト期間になると駐車場も多少混み合いますので、早めの駐車スペース確保をおすすめします。
以上、車通学を想定してレビューしてみました。何度も言いますが、電車通学というサラリーマンスタイルを捨て去って車通学に振り切れば、駐車料金も安く、こんなに立地条件の良い大学も珍しいかと思います。都心だけが全てではありません。立教・明治・法政等、都心にキャンパスのある大学へ車通学するような学生さんは余程の富豪です。まず、庶民には不可能です。その点、多摩キャンパスであれば駐車料金の心配は要りません。車の維持費は多少掛かりますが、庶民はアルバイトをするなり、割と上流の方は親にねだるなり何なり何とかしてください。私の先輩は在学中に起業し、自分で購入したマンションから高級スポーツカーで通学していました。こういう人は例外としても、塾講師や家庭教師等のアルバイトだけでも保険料や維持費くらいは稼げるものです。大型量販店や飲食店、車通勤OKのアルバイト先は周辺に多数あるので、選択肢の幅も広がるでしょう。
それでは、楽しいキャンパスライフを!