ぎゃるまま日記
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近鉄南大阪線駒ヶ谷駅から徒歩7分ほどの場所にある河内ワイン館。
ワインの試飲サービスがあり、味比べをしながら
自分に合った河内ワインを購入することができます。
団体(7名以上)での予約では工場見学も可能。
プランや料金によっては昼食付きのプランもあります。
団体無料プラン(7名以上):参加費無料、スタッフによる工場案内、試飲5~10種
団体リッチプラン(7名以上):参加費1,500円、社長または名物専務またはソムリエ
または醸造長による工場案内、ワインセミナー、試飲10種(グラス試飲)、おつまみ
食事つきプレミアムプラン(10~40名):参加費2000円~、スタッフによる工場案内、
ワインセミナー、季節の小稼働円筒や旬の料理、ワイン10種(ノンアル葡萄果汁含む)
少人数制ワイナリー見学会(午前と午後各定員20名):参加費1,500円、
ブドウ試食、ワイン試飲、工場見学、おつまみ付
少人数のグループにおすすめなのは、
毎月1回開催されるワイナリー見学会です。
河内ワインは明治初期に駒ヶ谷の農家が山梨県へ行った際、
甲州ブドウを持ち帰り、農家の庭に植えたのが始まりで、
大正末期には山を開墾して産地化されました。
大正5年に真銅住太郎氏(現耳鼻咽喉科真銅宏氏の祖父)が
発起人となり駒ヶ谷産業組合ができたため急速に開墾が進みます。
真銅菊松氏(現真銅清光氏の祖父)、金銅藤造氏(現金銅繁氏の祖父)
によってデラウェア種の栽培技術の導入が計られ、
デラウェア集団産業の基礎を作り現在に至っています。
食事つきプレミアムプランを申し込んだ場合の昼食会場はこちら。
「金食堂」です。もともとは蔵で雰囲気もいいですよ。
次はワイン工場見学です。ワイン館から30秒程離れた場所にあります。
葡萄を絞る機械は赤ワインは皮の付いた状態、白ワインは皮を取り除いて搾ります。
ワインを発酵させるステンレスタンク。
発酵後はオーク材の木樽に移して熟成期間に入ります。
現在では使われていない、古い機械の展示もあります。
1970年に製造されたミゼット。小回りが利くため、
葡萄畑をこのミゼットで駆け回っていたのだそう。
河内ワイナリーで作られている全種のワイン、梅酒。
すぐ近くの山を登っていくとぶどう畑があります。
天気のいい日は畑の見学も可能です。
ワイン館1階のワインショップ
こちらは見学予約をしていなくても随時試飲、購入ができ、
2階の展示ホールの見学も可能です。
展示ホール
団体の場合はこちらでワインの試食会があります。
一つ一つの葡萄の品種、味などを丁寧に教えていただけます。
プランによっては葡萄1房、パンが付くことも。
天井が高い室内にはピアノもあって、
ミニ演奏会などに貸し出すこともあるとか。
河内ワインについての細かくわかる資料、写真などの展示もあります。
メルロー、シャルドネ、カベルネ・ソーヴィニヨン、
デラウェア、マスカットベリーA、ナイアガラと
葡萄用ワインの種類も沢山あるんですね!
最後にお待ちかねの試飲です。
試飲ができるリストです。ワインは17種、梅酒は9種。
デラウェア 2018
大阪産のデラウェアを100%を使用した河内ワインを代表する定番銘柄です。若々しい酸味が切りっとひきしまった印象を受けるフレッシュなフルーティワイン。
750ml 1,400円、1800ml 2,500円
スウィートナイアガラ
濃厚な果実の香りがあり、しっとりした凝縮感のある甘みがあります。
375ml 1,900円
カベルネ・ソーヴィニヨン 2015年
新樽で樽発酵した後更に樽熟成したもので芳香な旨味があります。
750ml 2,800円
マスカットベリーA
華やかな果実の香りと軽やかな口当たりがさわやかで
控えめなタンニンとのバランスがあり飲みやすいです。
750ml 1,700円、1800ml 2,800円
ロゼ 2018
甘すぎず、辛すぎないすっきり上品な味わいです。
750ml 2,000円
シャルドネ 2018
青りんごや洋梨のような華やかな香りのする辛口ワイン。
750ml 2,000円
全六種の試飲をしました。
お酒が飲めない方向けに葡萄ジュースもあります。
河内ワイナリーの最寄り駅は近鉄南大阪線 駒ヶ谷駅です。
駅の踏切近くに看板があります。河内ワイナリーへは徒歩7分程なので、電車でもアクセスしやすいですよ。