江南市歴史民俗資料館 - 江南市, 愛知県

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愛知県江南市にある江南市歴史民俗資料館は、江南市民文化会館の中の1階にあり、市制30周年記念として昭和59年に開館した施設です。江南市の歴史・民俗・文化などに関する各種資料の収集・保存・展示を行っています。 駐車場も沢山あり、無料で見学出来ます。

Former M.

個人的に博物館巡りは好きなジャンルなので、この「江南市歴史民俗資料館」は興味津々な場所。
歴史・風俗・産業・生活をテーマにした展示がされている中、一部抜粋して。

【江南と竹】
江南地方は竹林が多く、木曽川の堤が無い時代には、防水・防災(火事・地震)防風から家屋や田畑を守る役目があった。

その竹を利用した竹細工が吉野朝時代に東八と云う人が、この地にやって来て篭作りを始めたのが起源と言われる。

昭和の初期まで「東八篭」と云う名前まで残り、東八篭を作れば生活困らないと云われる程であったそうである。
(当時は、どの家も挙って篭作りに精を出した事でしょう)
そして、篭と共に傘作りも発達し「古知野の傘」は、傘作りが地場産業であった岐阜と肩を並べる程で有った。

・・と、まあザックリ云うとこんな解説文が認めてあります。当時は竹細工が一大地場産業だった事が伺えます。

さて、以下は展示品を一部、ピックアップした寸評。

【縄ない機】
これは非常に珍しい機械です。
実際に「縄ない」する所を見たいものです。

【千歯(せんばこき)】
昭和10年頃に足踏み式脱穀機が普及するまで、これで脱穀したらしいですが、大変な労力を要した事でしょう。

【ミヤタ式動力脱穀機】
コンバインが普及してくる昭和50年代あたりまではコレでした。これは木製でかなり古いものです。末期は金属製が一般的でした。白灯油エンジンと呼ばれた発動機と平ベルトで繋ぎますが、展示品にはベルトをかけるプーリーが欠損しています。

【抜っ根機】
子供時代に桑の木の抜っ根作業は間近で見ました。まだ、チェーンブロックはなくて大人が掛け声しながらやる力仕事だった様です。

【自転車(明治初期)】
これはハンドルと後輪付きの一輪車みたいなものです。ゴムタイヤ無しでサドルクッションのみ。乗り心地を語るまでないが、人力で得るスピード感で楽しかったかも？

【氷式冷蔵庫】
内部はトタン張りらしいですが、内壁の断熱材は何でしょう？只の木材？おが屑？当時は「氷屋のオッサン」が南京袋に包んで運搬していたので、断熱効果が有ったのでしょう。と、云うことは麻系の繊維かも？
う～ん、、謎です🤔

mo J.

縄文時代から戦国時代 昭和の歴史農耕の歴史までたくさんの展示物がありました 特に実際に動く蓄音機と柱時計は感動しました

ohitorisama G.

変なモノ好きなら良いかも
ざっくり言うと無料のしょぼい博物館？
江南観光としてまとめていけば良いかもね
無料駐車場も大きいし近くの北野天神社オススメ

大森信也

江南市の地元の英雄たちを発見できます。歴史館資料より
前野将右衛門長康様物語
この近くに前野という地名あり。
前野長康様の出身地。秀次付きの家老となった後文禄4年、弁護したことから連座として罪に問われ息子の景定とともに腹を切る。享年68歳でした。
前野長康の家臣であった野田清助が主君を弔う為、弘法堂と呼ばれた草庵にて、読経三昧の生活に入ったと言われている。それ以後前野家の菩提寺になっている。

keirun2

江戸時代の地元史料が豊富に展示されています。秀吉や石田三成の書いた古文書もありました。古代遺跡の出土品展示は少なめでした。

若尾英治

全国各地のポストの📷写真を撮った展示やってました。元郵便局員の方が撮られたようです。ご当地ポストに感動。
また昔に使用されていた農家で使用されてた色々な道具が展示されタイムトリップした感じを受けました。

Yoshi K.

小さな資料館だが、織田信長公の実質的な本妻の生駒吉乃(お類)様と兄の生駒家長公や前野長安公の系図や居城の縄張り図等が展示されている。