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こちらの学校のPTAについての投稿です。
すでに加入の選択についての投稿がありますので、退会について等書いていきます。
退会について。
PTAは任意団体ですので入会・退会は自由に選択することができます。
現会員の方はお子様の入学当初にPTA入会申込書を提出されたと思いますが、その申込書で入会意思を示したということですので、退会の場合もその意思を伝えることで退会となります。誰がいつ退会するのか明確に伝えることが大切ですので退会届を提出するのがよいでしょう。2023年度現在、退会届は未整備ですので自前で用意してください。
退会届の必要事項は以下となります。
・宛先(〇〇小学校PTA会長殿)
・退会を伝える旨「一身上の都合により〇〇小学校PTAを退会します」
・退会日(任意の希望日を記入)
・退会者氏名
・児童名、学年、クラス(PTAは児童名で会員を把握しているため必要です)
以上
PTA事務所所在地は学校内ですので、宛名はPTA会長とし、学校に提出すればPTAへ渡してもらえます。なお、Eメール連絡での退会が可能かは、PTA本部連絡用メールアドレスがありますのでそちらへ質問して頂くのがよいと思います。
また、ネットで「PTA 退会届」等のワードで検索すればテンプレートや必要な知識を公開してくれている方やメディアを見つけることができます。
五小PTAは学校の全児童の健全な成長をはかるために保護者と教員が協力して活動するボランティア団体です。退会によって退会者やその児童が差別されたり不利益を被ることはありません。安心して退会できます。
退会後の登下校班と馬出し当番について。
地区班での登下校が年に数回あり、地区班の管理はPTA校外委員が行っています。
現会員の方は入会申込書と共に地区名簿カードという登録用紙を提出されていますので、退会後も児童については卒業まで地区班に登録されており特に申し出は不要です。非会員家庭の下のお子様が新入学の際は、地区名簿カードのみ記入して提出してください。一人目のお子様の入学で入会されない方も、地区名簿カードを提出していただきますと登下校班の連絡等、校外委員からの連絡をスムーズに受け取ることが可能です。
馬出し当番については、広く非会員家庭にも協力を呼びかけています。馬出し当番についてはあくまで協力のお願いですので、各家庭の判断において無理のない範囲で参加して頂くのがよいと思います。不参加とされる場合は各地区校外委員まで申し出てください。会員非会員問わず不参加とされる方はおられます。
なお、馬出しでは、スクールゾーン規制の入り口に「馬」と呼ばれる簡易なバリケードを設置します。スクールゾーンとは、各小学校周辺の通学路に設定されており、スクールゾーン内の道路では車両通行禁止時間帯(主に午前7時30分から8時30分)は許可車を除く一般車両の通行はできません。許可なく規制時間内に走行した場合、違反点数2点、反則金(普通車の場合)7,000円が課せられ、道路交通法上の罰則規定では、3か月以下の懲役または5万円以下の罰金となっています。
個人的には、道交法で規制されているのにも関わらず毎朝バリケードを出さなければ違反車両が後を絶たないのであれば由々しき問題であり、PTAという団体としてのメリットを活かした活動としては、スクールゾーンの周知とドライバーの意識向上について警察、自治体、企業、メディアへ協力の申し入れを行うことが考えられます。
放課後子どもプラン実施委員会について。
放課後子どもプランは、教育委員会が主催し、児童の放課後の居場所づくりの一環として行われている事業です。
放課後子どもプラン実施委員会は、教育委員会の委託を受け五小でのプログラムの企画・運営・実施を行っています。五小では、放課後の学校施設、運動場を利用して遊びの場、学びの場を実施しており、イベントも年に数回企画しています。
子どもプラン実施委員会は市内10校の全小学校に設置されていますが、必ずしもPTA内に設置されるものではなく、PTAとは別組織が担う学校もあります。
また、子どもプラン実施委員と共に実施に携わるコーディネーター(地域の方)と見守りサポーターには補助金から謝礼が出ていますが、子どもプラン実施委員は謝礼の対象ではないようです。
市内の子どもの居場所づくりという重要な事業を担っていますが、委員の活動は多岐にわたり各種検討事項や委託に関わる書類作成、金銭管理等もあり、PTA内では負担の大きい委員会になっています。
個人的には、子どもプラン実施委員会の負担の重さについては、PTAは保護者と教員のボランティアで成り立っており現状1子につき1役やクジ引きなど強制的な人員配置が行われている中で、PTA内のいち委員会が市の委託事業を請け負うことに構造的な問題があるように思います。
活動の詳細については、五小PTAホームページの「Q&A」から、「PTA各委員会の仕事Q&A」にてご確認いただけます。(※五小PTAホームページは、五小ブログのホーム画面、タイトル下の三角印▼からもご覧いただけます。)
五小PTAの課題。
現状五小PTAでは、任意加入の説明は新入学の保護者にのみ行われており、入会申込書はあるものの加入が任意であることについて会員に十分に周知されているとは言えません。
また、委員、役員の選出については、1子につき1役とされ、立候補のない場合はクジ引きでの割当ても行われており強制的なものとなっています。選出委員会からは役の候補辞退について「仕事は理由になりません」といった文言が発信されています。
現代において共働きは当たり前のものとなっていますし、シングル家庭、育児、介護、傷病等、家庭により様々な事情がありますが、現状のPTA活動は保護者の生活実態に見合ったものではなく、PTA活動は多くの会員にとって負担のあるものとなっています。
改善策。
入会が任意であることを会員に周知することで問題の根本は解決します。
PTA活動を最適化するには、任意加入を徹底したうえでの加入状況から各活動について変更の必要性を判断していくことになります。
保護者及び教員の方々においては、ご自身の意思により加入、非加入の選択をすることによって、負担から解放されますし、主体性を持って参加された仲間と共に活動に取り組むこともできます。
以上、五小に関わる皆様がお子様との時間を大切にしながら、より良い学校との関わりを持てるよう願っております。
長文となりましたが最後までお付き合いいただきありがとうございます。