キウシト湿原 - 登別市, 北海道

Toっあん

2023-8-26訪問　数日前グーグルマップを何となく閲覧していたら、登別I室蘭IC付近のわかさいも本舗登別支社の裏手に「湿原」の表示が・・・こんな市街地に湿原なんかあるのか？と思い調べて見るとどうやら4.5haの湿原があるらしい。実は環境省指定の「日本の重要湿地500」にも選定されており種類として低層湿原とのこと。とにかくこれは「行かねば！」と思い訪問しました。
小さいながらもビジターセンターもあり、湿原の中は木道が整備され散策することも出来ます。工場と住宅街の間にポツンと湿原が残っているシチュエーション。低層湿原とのことでしたが案内看板にはミズゴケ群落の紹介も！小さいですが、ミズゴケも観察することが出来ましたが、オオハンゴンソウがかなり侵入しており、ボランティアの方々が防除作業に取り組んでいるとのことでしたが、今後が心配です。

宿谷志郎

街中の貴重な原風景が保存されています。
この湿原のある場所が明治期までの海岸線でした。
潟というんでしょうか、小さなサロマ湖のような汐入の沼が並んでいたのです。
想像すると楽しいですね。そのヒントがこの湿原にあります。
幌別（現・登別市）の埋め立てによる開発で失われた潟沼がどれだけたくさんあったかを偲ぶよすがと言えます。

ボランティアの方や、数少ない協力者による地道で丁寧な活動でこの湿原が守られています。
こんなところに湿原がと、きっと驚かれ、心休まる散歩が実現します。

y N.

カキツバタが美しく咲いていました。モウセンゴケやオオミズアオも見ることができました。

SATO S.

小さいですが、身近にある貴重な湿原です。

大友雅子

偶然目に止まった『キウシト湿原』の看板に吸い寄せられるようにハンドルを切ると不思議な光景が広がっていました住宅街の中に⁇
ボランティアの方の親切な対応についつい長居してしまいましたすごく勉強になりました入場無料

taka F.

市街地の中にある小さな湿原です。登別の平地部は、元々は大きな湿原だったのですが、開発により、徐々に面積が狭まって、現在に至っています。
と、いうことをビジターセンターの資料とともに、職員の方が丁寧に説明してくださいました。
わかさいも登別本店の裏手にあり、正門を入ると、駐車場があります。靴底を洗って、その先のビジターセンターには、各種資料があり、職員の方が控えています。(トイレあり)
湿原の植物群、野鳥、昆虫や小魚等の小動物が観察でき、絶滅が心配される動植物も生息しており、散策路が整備されています。
初めて訪れたのが、今年最後の開園日ということで、入ることが幸運でした。

大和

ミズバショウの花が沢山咲いている

Toby M.

改装したのか、改装中なのかはわからないが、多くの樹木が移植され、カラス避けの糸があったり湿原として崩壊していてとても残念な状態でした。そこはすでに「湿原」の姿はなく急速に林へ推移しつつあります。